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お知らせ
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「2013夏 福島と海老名の子ども交流キャンプ」3日目
2013.08.22
3日目は相模川で水遊び、スイカ割りを行いました。昼食は流しそうめん。流れてくるそうめんを掴むのに四苦八苦していました。
午後は夜のパーティーの準備を行い、夕食は屋台パーティ、キャンドルファイヤーを行いました。柔らかなあたたかい炎を皆で囲み、南相馬の子どもたち、海老名の子どもたちの友情を深めることができました。
「8月22日朝7:30~朝食のチャーハン作りのお手伝いをした。かまどの火がすぐに消えてしまう。口でフーフーしながら煙だらけになり、汗だくになって火をおこした。大量のチャーハンを作るため子供たちも苦労していた。なんとか完成したご飯をおいしそうに食べていた。食事の片づけ後に川遊びに行った。子供たちに事故が無いように見守っていた。緊張した時間であった。河原でスイカわりをして、みんなで大喜びしていた。子どもたちが食事を作ったり、川で遊んでいたり、スイカわりをしている場面を見ていて、今まで忘れてしまっていたことを何か思い出させてくれたような気がしました。今回は、非常に貴重な体験をさせていただいた。また、チャンスがあればボランティア参加したいと思いました。」
( えびな北高齢者施設 相羽 進)
「22日の一日だけのお手伝いで行ってきました。合宿も3日目という事もあり、子供たちの間にも参加地域関係なく友達が出来ていました。朝食準備の際は大きな鉄板で子供たちがチャーハンを作っており、「こっちのチャーハンの方が食欲をそそる」とか「こっちのチャーハンの方が綺麗にできた」とかワイワイと行なっていました。しかもお肉は焼き肉用のお肉☆彡 豪華だね!!と参加していたボランティアさんと一緒に私たちもテンションアップ!裏話で、前日の焼き肉の際にお肉をたくさん頂いたその残りであったとのこと。地域のたくさんの方の協力がそのようなところからも感じられました。食後は川遊びに行きました。ほとんどの子が水着なので、何も気にせず水をかけ合い、あちこちで笑い声とたまに悲鳴(笑)が混ざり合い、とても楽しい時間を過ごしていました。川遊び後のスイカ割では、竹刀を持ってスイカに向かうはずが、上手くたどりつけずに千鳥足で右へ左へ…。やっとたどり着いたと思って振りかざし打ったその先は、痛い振動が待っていた、と言う子も多く、上手くたたけた子も、残念ながら外れてしまった子も楽しんで参加していました。一人、水遊び後に具合が悪くなる子もいましたが、この時間も絆を深める良い時間であったことは誰しもが感じていたように思います。
さて、お寺に戻ってからは長い竹を使った流しそうめん。あちらこちらで楽しむための工夫が見られました。班ごとに分かれて順番に流しそうめんを食べました。一番盛り上がったのは、そうめんと一緒にグミ(お菓子ですよ!)が流れてきた時。みんなの目つきが変わり、一斉にグミの取り合いっこ。こうなるとそうめんなんて二の次で、グミ集めに夢中になっていました。グミは水にぬれるとぬるして取り難いったらありゃしない!でも普段では得られない体験に参加した子供たちも、子供の様子を見ているボランティアの大人たちもやって良かったという達成感が得られました。時間が押してしまったので、その後のスケジュールは変更になってしまい、次のお手伝いは子供たちのお土産を作る作業であったので、子供たちに関われたのはそれまででした。南相馬と海老名の子供たちは、親御さんのいない場所で不安もあったかもしれません。しかし、友達と呼べる出会いがあり、助け合うという仲間ができ、日ごろ体験できない経験を得たことは、これからの生活を送る上でとても大切な時間になったのではないかと思います。私にとってもその時間を共有できたことはとても貴重なものになりました。子供たちにも遠く離れた場所にも気にかけている人がいる事を肌で感じてもらえたと思います。この活動が来年・再来年と続いて南相馬と海老名の架け橋になっていって欲しいと思います。最後になりましたが、実行委員のみな様、本当にお疲れ様でした。参加させていただきましてありがとうございました。」( えびな北高齢者施設:平野 佑子)
「川遊びの見守りからでしたが、人手は足りないくらいでした。子供たちやジュニアリーダーにも疲れが出てきている様子だったので、リーダーを休ませて子どもたちに積極的に声かけしたり、一人で活動している子に声をかけたりしました。午後の流しそうめんでは、取るだけ取って食べきれない子などに安心してもらえるよう関わったりしてました。夕食準備や夕食では、人手が足りなかったので、皆で声をかけ合い協力し合って、乗り切りました。昨日までの2日間では、朝食の下ごしらえが前もってできず大変だったようなので、翌日の下ごしらえも行っておきました。ボランティアは周りの方々と声を掛け合い、協力しながら行うことができたので、良かったと思います」 (中心荘:谷山あらた)
「今までボランティアに参加したことがないのですが、今回初めて参加させていただきました。震災が起きてから、私が東北に支援できることが募金しかありませんでした。しかし、今回合宿に参加して支援することに体験することができました。子供たちとは流しそうめんをしたのですが、そうめん以外にも野菜や果物、お菓子などを流したのですがとても楽しそうに食べているのが印象に残っています。栄養士としていきましたが、調理作業は少なくもう少し調理に携わりたかったです。今回、南相馬寺子屋合宿に参加させていただきよかったです。次回もこのようなボランティアがあるならぜひ参加して、いろいろな経験をしていきたいと思います」 (えびな北高齢者施設:染谷 加代)
「南相馬寺小屋合宿のお話をいただいた際、母の実家である福島の親族の面々が脳裏を過った。南相馬に住んでいる親戚から震災の復興が未だ進まない現状を聞いていたため、微力ながら手伝いができたら幸いと参加表示をした。テレビや新聞などのメディアを見ていると、今日の日本社会は東日本大震災の記憶が徐々に風化しているように思える。震災の影響により未だ多くの人々が苦しみ、深い傷を負って生活していることを同じ人間として決して他人事だと思わず、手を差し伸べることは当然ではないか。以前、被災地支援に参加させていただいてから個人的に寄付金などの支援はしていたが、今回のように直接現地の方々と関わる機会はなかった。原発の影響で屋外での活動が限られている子供達に少しでも楽しい夏の思い出を作ってもらえるよう、有志の一人として関わらせていただいた。4日間のキャンプの中で私は3日目にあたる22日の日程で参加した。当日の有志の人数は30人を超えており、妙泉寺は朝から子供達や有志の方々で賑わっていた。南相馬と海老名の子供たちは猛暑など関係なく元気に駆け回っており、「楽しんでる?」と聞くと「とっても楽しい!」と話してくれた笑顔が忘れられない。今この瞬間に感謝し生きている、その思いが伝わってくるようだった。昼食の流しそうめんはメインイベントの一つでもあり、流す食材は面だけではなく竹輪やキュウリのサラダ、ミカンやパイナップルなどのフルーツ缶詰、特に子供達に好評だったのは色とりどりのグミだった。また、色つきのそうめんをすくって口にくわえたまま持っていくと好きな景品と交換できるため、子供達は競って色つきの細い麺を箸ですくっていた。私達はそうめんの準備をしたり片づけをしたり、主役である子供達が楽しめるように影からサポートすることが仕事だ。しかしいつの間にか一緒に喜んだり笑ったり、同じように楽しんでいた。自分自身が楽しめなければ相手を心から楽しませることなどできない、それは様々な場面に当てはまることであり、当たり前のことだ。人は「楽しい」という感情があるからこそ、辛い状況にも耐えられる。子供達の心に少しでも「楽しい夏の思い出」が刻まれたら。そう祈らずにはいられない。お椀に溢れんばかりのそうめんをよそって次々に口に運び、まだ咀嚼している姿のまま「まだまだ食べられるよ!」と竹筒の前でそうめんと睨めっこしている姿を見ると、いかに過酷な状況下であろうとも日本という国が恵まれていることを実感する。実行委員会が発足され多くの有志が集まり様々な寄附品が寄せられ、それにより一人でも多くの子供に笑顔を与えられる。見知らぬ誰かのために尽くすことがどういう意味なのか、私達はより大きな関心を持つことが大切であると思った。 流しそうめんに神社でドッジボールや花一匁、夕食に向けての飯盒炊爨やカレー作りに関わらせていただいたが、時間はあっという間に過ぎていった。実行委員会を始め朝早くから夜遅くまで多くのボランティアの方々が対応し、その一員として動けたこと、中心会の職員として参加できたことを誇りに思う。様々な方に感謝を、そして南相馬の子供達の未来が希望に満ちていることを祈り、これからも自分に何ができるのかを考えていきたい」 (えびな北高齢者施設:三浦 和子)
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