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職員研修の実施状況

「感染症予防研修 part1」を行いました ~相模原南児童ホーム

2016.05.17

平成28年4月4日に、相模原南児童ホームにて同ホームの指導監督職(乳児課・児童課・里親支援係)計8名を対象として、同ホームの看護職員が講師となり実施しました。

★研修の目的★
・児童が感染しやすい疾病を取り上げ、その特徴を学び、蔓延防止の要点を認識する

・自分自身が感染症を広めていることを知る。(手洗いキットを使用)
・場面(食事中、就寝時)に応じた判断、対応のロールプレイをユニットにて行う。(ノロ対応)

★研修の内容★
 知識として :感染経路を知る。

インフルエンザ予防のための湿度管理。
手洗いキットを使用して:手に付着した感染菌。無意識に自分の顔や髪、机周り、文房具類などを触って、菌を広めている事に気づかせる。また、エンボス手袋を脱ぐ際にやり方に注意しないと菌が付着してしまう可能性があることに気付かせる。
ロールプレイ:ユニット内にて場面(食事中・就寝時)に応じた嘔吐物処理の実地訓練を行う。

 

児童が感染しやすい疾病を取り上げ、その特徴を学びました。また蔓延防止の 要点を認識しました。

 

ローションを手に付けたまま、講義を受けました。
講義終了後手に触れたものについて手洗いキットを使用しブラックライトをあてて視てみました。無意識に自分の髪や耳のあたりを触っていることが分かります。

 

次に、エンボス手袋をし、その上からローションをつけます。その後感染症を扱う手順(やり方)にて手袋を脱ぎます。

 

丁寧に手袋を脱ぎましたが、より脱ぎ方に意識して注意しながら行わないと腕に付着してしまっていることが分かります。

 

食事中の嘔吐場面におけるロールプレイを行いました。
他児が居る場合には、他児を安全圏内に避難させなくてはなりません。

 

≪職員の声≫
・手袋の外し方やエプロンの脱ぎ方等自分が出来ていると思っていたことが手順を雑に取り組むとウィルスを広げてしまうことになるということに気付きました。また、ロープレをすることで場面に応じた仕方や段取りに工夫しなければならないことに気付きました。(児童課職員)
・新任職員に対して施設でのリスクをしっかりと把握させていきます。場合により命の危険性があることもしっかり伝えていきます
。(児童課職員)
・過去にそでのないエプロン(ガウン)を使用することがあり、鼻水より乳児から乳児へと感染させてしまったことがある為そでありのガウンを使用する。毎日夜勤者が行う消毒(清掃)を怠らない。(床の掃除、ドアノブ、スイッチ、ベット柵、窓ガラス等)(乳児課職員)
勤務体制上、隔離部屋に何人もの職員が入れ代り入っている為、エプロンを変えても服(ズボン・靴下)などが媒介している可能性がある。乳児課では、また加湿器の水の補充をこまめに行っても、湿度が30~40%と低く、乾燥していた。換気回数が十分ではなかった、などといった職員側の原因に加えて乳児ならでは(免疫機能が未発達、なんでも口に入れる)の問題もあると研修を受けて感じました。(乳児課職員)

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